鮮やかな戦場。
2005年 02月 18日
ロバート・キャパ、と言えば、白黒の戦場写真の報道カメラマンとして有名ですが、その彼のカラー写真の展示会に行ってきました。
写真は、想像していたような悲惨な写真ばかりではなく、むしろ戦場の最前線の一歩前、といった写真が多くありました。
それでも、そこに写っているのは、
実際に爆弾を落とした爆撃機であり、
実際に戦場を駆けた戦車であり、
実際に戦争を戦った兵士たちであるわけです。
そういった鮮やかなカラー写真を見せられると、これは昔のことではなく、まるでつい最近に撮られたかのような感覚におちいり、今にも写真の中の兵士や戦車や飛行機が動き出すような気さえしました。
写真は他にも、ヘミングウェイとその家族や、戦後の日本などの写真もあり、戦争写真家以外の彼の顔も見ることができます。
しかし、全体を通して、ロバート・キャパという名前から想像されるようなセンセーショナルな写真は少なかったと思います。
その分、出撃前の兵士や、護送船団の船長など、緊迫した、でも恐ろしく静かな心を想像させられる写真が多く、「静」の部分がより強調されていたような気がします。
20日(日)まで、と開催期間が非常に短いですが、お時間のある方は、日本橋三越まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
写真は、想像していたような悲惨な写真ばかりではなく、むしろ戦場の最前線の一歩前、といった写真が多くありました。
それでも、そこに写っているのは、
実際に爆弾を落とした爆撃機であり、
実際に戦場を駆けた戦車であり、
実際に戦争を戦った兵士たちであるわけです。
そういった鮮やかなカラー写真を見せられると、これは昔のことではなく、まるでつい最近に撮られたかのような感覚におちいり、今にも写真の中の兵士や戦車や飛行機が動き出すような気さえしました。
写真は他にも、ヘミングウェイとその家族や、戦後の日本などの写真もあり、戦争写真家以外の彼の顔も見ることができます。
しかし、全体を通して、ロバート・キャパという名前から想像されるようなセンセーショナルな写真は少なかったと思います。
その分、出撃前の兵士や、護送船団の船長など、緊迫した、でも恐ろしく静かな心を想像させられる写真が多く、「静」の部分がより強調されていたような気がします。
20日(日)まで、と開催期間が非常に短いですが、お時間のある方は、日本橋三越まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
by kemicho
| 2005-02-18 00:48
| 日常